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 米AMDは米国時間1月18日に,2004年第4四半期と通期の決算を発表した。売上高は,前年同期の12億1000万ドルと比べ5%増加し,過去最高の12億6000万ドルとなった。純損失は3000万ドル(1株当たり損失は8セント)で,前年同期の純利益4300万ドル(1株当たり利益は12セント)から赤字に転落した。

 営業利益は2000万ドルで,前年同期の4600万ドルから減少した。粗利益率は41%となった。

 AMD社CFOのRobert J. Rivet氏は,「第4四半期の成長は,Computation Products Group(CPG)によるところが大きい」と説明する。「マイクロプロセサは,モバイル向けとサーバー向けが成長をけん引した。AMD64が期待通り好調で,パソコン用プロセサの総売上高の50%を占めた」(同氏)

 ただし,「Memory Groupの売上高は予想を下回った。価格競争が激しいほか,日本での販売が大幅に落ち込み,無線分野の製品の量産が遅れたためである」(同氏)。

 当期におけるCPGの売上高は前年同期比26%増の7億3000万ドル。Memory Groupの売上高は同11%減の5億400万ドルだった。

 2004年通期の売上高は50億ドルで,前年の35億2000万ドルから42%増加。純利益は9100万ドル(1株当たり利益は25セント)で,前年同期の純損失2億7400万ドル(1株当たり損失は79セント)から黒字に改善した。

 Rivet氏は,「2004年通期はプロセサとフラッシュ・メモリー事業がともに利益を上げた」と述べる。通期の売上高は,プロセサ事業が前年比29%増加,フラッシュ・メモリー事業が同65%増加した。

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