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 米Symantecは,企業向け電子メール・セキュリティのアプライアンスを米国時間1月24日に発表した。電子メール量を縮小させるアプライアンス「Symantec Mail Security 8100」シリーズはモデル「8160」,安全な電子メール・ゲートウェイを提供する「同8200」シリーズはモデル「8240」と「8260」を用意する。

 8200シリーズは,同社のアンチ・スパム・ソフトウエア「Symantec Brightmail AntiSpam」と「Symantec AntiVirus」技術の統合を通じて企業ネットワークをスパムとウイルスから守ることができるという。ボリューム管理,攻撃防止,コンテンツ・フィルタリング,暗号,アーカイブ機能を統合している。同年2月にリリースを予定している。

 8200シリーズのアプライアンスは,電子メールの総量を削減させる「Email Firewall」を提供する。同社の「Brightmail Logistics and Operations Center (BLOC)」が世界規模で分析を行い,10分ごとにスパム・フィルタが自動的にアップデートされる。同社によれば,Symantec Brightmail AntiSpamを統合した8200シリーズのアプライアンスは,20を超えるアンチスパム技術により,99.9999%の正確さでスパムを見つけ出すという。

 メールとシステム管理関連のタスクは,WebベースのControl Centerを通じて実行できる。IT管理者は,異なるユーザー・グループごとにLDAPを介してメール・ポリシーを設定できる。Control Centerはエンドユーザのログインもサポートしており,隔離されたスパムを閲覧したり,個人のメールに関する詳細設定も可能。

 大企業とISPを対象とする8100シリーズは,電子メールをメッセージごとにフィルタするのではなく,ボリュームを縮小させることを目的に設計されており,包括的な複数層のアプローチによりスパムに対抗する。同社によれば,8100シリーズは,企業ネットワークに入ってくる前に電子メールの総量を50%以上削減が可能だという。

 同社のSender Reputation Serviceから送信された送信者の信頼性に関する情報と実際の振る舞いをもとに電子メールの流れを自動的に制御する。ネットワーク・レベルで送信パターンの分析を行い,悪用している送信者を確認し,保護されたネットワークにスパムが送信されるのを回避する。1台で最大75万ユーザー・アカウント,1日に3500万通の電子メールに対応する。

 両シリーズともに同年2月にリリースが予定されている。100~1000ユーザーの企業を対象とする8240の価格は1995ドル。セキュリティ・ソフトウエアのライセンスは含まれない。1000人を超えるユーザーを抱える企業を対象とする8260の価格は4995ドル。コンテンツの購読料は含まれない。ユーザーは,適切なアプライアンスとコンテンツを,機能別,ユーザー別,年間購読モデルで購入することができる。

 2000ユーザーを超える企業を対象とする8160の価格は4995ドル。セキュリティ・ソフトのライセンスは含まれない。コンテンツは,ユーザー別,年間購読モデルで提供される。

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