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 米EMCは,2004年第4四半期と2004年通期の決算を米国時間1月25日に発表した。ソフトウエア,ネットワーク・ストレージ,サービスが好調で同社は,6期連続で2ケタ台の成長を達成している。

 第4四半期の売上高は23億6000万ドル。前年同期の18億6000万ドルから27%の増収となった。純利益は3億2100万ドル(希薄後の1株当たり利益は13セント)。前年同期の2億2000万ドル(同9セント)を46%上回った。

 2004年通期の売上高は82億3000万ドルで,前年の62億4000万ドルから32%の増収。純利益は,前年同期の4億9600万ドル(希薄後の1株あたり利益22セント)から76%増の8億7100万ドル(同36セント)だった。

 同社社長兼CEOのJoe Tucci氏は,「EMC社は,堅調な2004年を力強い業績で締めくくった。情報ライフサイクル管理(ILM)に注力したことが顧客から評価され,6期連続で2ケタ台の増収となった。革新を進め,買収企業からの得た付加価値を活用するとともに,チャネル・パートナ・ネットワークの拡張,全般的な顧客満足度の向上に努めることにより,2005年には510億ドル規模になると予想される市場で当社のシェアを一段と拡大させるつもりだ」とコメントしている。

 ちなみに,同社が買収した米Dantz,米Documentum,米Legato,米VMwareの事業を除いた売上高を除いた場合,第4四半期の売上高は前年同期から19%増加している。主要地域において,すべて2ケタ台の伸びをみせており,海外の各地域で26%の増収となった。

 システム収入は前年同期比15%増加し,その他のすべての製品部門も前年から増収となっている。ソフトウエアのライセンス収入は前年同期から43%の増収となった。サービスの売上高は44%増加している。

 連結売上高は,欧州,アジア,中南米における2ケタ台の売上高成長にけん引されて,海外の売上高も36%の増収となった。

 今後の業績見通しとしては,同社は,2005年第1四半期の売上高は22億3000万ドル~22億5000万ドルの範囲,希薄化後の1株当たり利益は10~11セントを見込む。通期の1株当りの利益としては47~51セントを予測する。

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