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 米Apple Computerは米国時間1月25日に,同社のOS「Mac OS X」のセキュリティ・ホールを修復するアップデート「Security Update 2005-001 for Mac OS X」をリリースした。

 対象となるのはMac OS Xクライアントおよびサーバー・ソフトウエアのバージョン「10.3.7」と「10.2.8」。PHPに関する複数の脆弱性を修復する。これらは,攻撃者が悪用した場合,「Macintosh」コンピュータをDoS攻撃の踏み台にしたり,遠隔操作でコードを実行できてしまうというものだった。

 また,ローカル・ファイルのアクセス権を設定するatコマンドが適正に機能しなかった問題,色管理システム「ColorSync」に含まれていた不正なICCカラー・プロファイルの問題,そのほかlibxml2ライブラリ,メール機能「Mail」,Webブラウザ「Safari」に関する問題なども改善する。

 米メディアの報道(TechWeb)によると,デンマークのSecuniaは,Mac OS Xで見つかった脆弱性の危険度評価を「非常に重大」としていた。なおApple社は今回から,「米Microsoftのやりかたと同じように」セキュリティ・アップデートに番号を振っている。

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