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 英Symbianが,スマートフォン向けOSの新版「Symbian OS version 9」を英国時間2月2日に発表した。マルチメディア/セキュリティ/管理機能などの強化を図った。また,「大量販売される安価な携帯電話機も同OSの対象に含める」(Symbian社)としている。

 Bluetoothステレオ・ヘッドセット,大容量USBストレージ,高度なオーディオ再生,MPEG,OMAのデジタル著作権管理(DRM)などに対応し,マルチメディア機能を高めた。数100Mピクセル・クラスのカメラ付き携帯電話機のプラットフォームとしても利用できるという。サイズや向きの異なる画面,複数画面も処理できる。

 OMA準拠のデバイス管理ソリューションを使用すると,新しいネットワーク・サービス/機能/アプリケーションの導入,障害診断,導入済みアプリケーションの監査が,遠隔地から行える。セキュリティ面も強化し,携帯電話機内の重要情報が悪質なプログラムにアクセスされるのを防ぐ仕組みも導入した。

 IMAPサーバー上の電子メールをフィルタリング/ソートする機能を強化したほか,Lotus NotesやMicrosoft Outlookの予定表機能との連携も可能にした。携帯電話機向けJavaガイドラインJava Technology for the Wireless Industry(JTWI:JSR 185)とPersonal Information Management(JSR 075)に対応しており,Javaベースのアプリケーションやサービスを利用できる。

 新版を搭載した携帯電話機は,2005年後半に利用可能となる見込み。

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