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 米Hewlett-Packard(HP)は米国時間2月2日,モバイル分野に向けた2005年の取り組みについて明らかにした。新型ノート・パソコン10機種のリリース,PDA「HP iPAQ」製品系列の拡充,新サービス/ソリューションの提供,他社との協業などを行う予定。「2005年を“Year for Mobility(モバイルの年)”と位置付ける」(HP社)

 HP社モバイル・コンピューティング担当上級副社長兼ジェネラル・マネージャのTed Clark氏は,「当社ほど幅広いモバイル製品を取りそろえているベンダーは存在しない」と述べる。「世界的な通信企業のネットワーク・インフラから,企業向け無線ソリューション/サービス,一般向けデバイスまで手がけている」(同氏)

 同日発表した主な内容は以下の通り。

・ノート・パソコン:
 企業向けノート・パソコン「HP Compaq 9600」「同8200」「同6200」「同6100」「同4200」の新モデル10機種を発表した。「2005年にノート・パソコン分野でトップに立つ」(同社)とする。

・PDA:
 「iPAQ 6300」系列などをベースに,製品の拡充を続ける。将来製品に米Good Technologyのソフトウエア「GoodLink」を搭載し,Microsoft OutlookおよびExchangeへの無線アクセスを利用可能とする

・中小企業向けモバイル・ソリューション/サービス:
 中小企業顧客の要求に合わせ,サービス/ソリューションを拡充する。具体的には,メール/メッセージング・サービス「HP Hosted Microsoft Exchange Email Solution」,無線LAN導入サービス「HP wLAN Assessment and HP wLAN Installation & Start-Up」,保険業界向けのハードウエア/ソフトウエア一括提供ソリューション「HP Mobile Agent」,「HP Mobile Printing for Pocket PC software」の新版の提供を予定している

 またHP社とフィンランドのNokiaは同日,モバイル機器で文書管理を効率化するソリューション「Mobile Forms Initiative」を共同開発すると発表した。同ソリューションを利用すると,文書作成や収集,データ化をモバイル機器で処理し,企業のITインフラにリアルタイム転送する環境を構築できるという。文書の保存,共有,印刷は,ITインフラで行う。

 同ソリューションは,北米/西欧の一部システム・インテグレータに販売する予定。

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[発表資料(モバイル戦略)]
[発表資料(Mobile Forms Initiative)]