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 米MicrosoftとフランスAlcatelの子会社である米Genesys Telecommunications Laboratoriesは,企業向けにIMとテレフォニを融合したソリューションの提供する。両社が現地時間2月8日に発表した。

 先ごろ発表された提携を通じて,Genesys社のテレフォニ・ソフト「GETS(Genesys Enterprise Telephony Software)」がMicrosoft社の「Office Live Communications Server 2005」と同社のインスタント・メッセージングの企業向けクライアント「Istanbul(開発コード名)」と統合され,企業ユーザーにテレフォニ・コラボレーション機能を提供する。

 両社の製品を組み合わせたソリューションにより,ユーザーは,所在・状態情報にアクセスできるとともに,既存のPBX(構内交換機),または次世代のIPネットワークのどちらでもシームレスに通話の管理ができるようになる。GETSは主要PBXとIPテレフォニと互換性を持つため,同ソリューションを導入するために,既存のインフラを取り除く必要はない。

 GETSは,所在情報を拡張し,IstanbulとOfficeアプリケーションを介して通話の管理機能を提供する。Live Communications Server 2005にはSIPインタフェースを採用。ECMA TR-87規格に対応しているため,企業は複数ベンダーによるPBX環境において通信が可能になる。

 同ソリューションは,大規模な企業をターゲットとしており,初期版では1万人を超えるユーザーに対応する。主な機能としては,リスト上のユーザーの所在情報,所在情報をベースとする電話の転送,パソコン上のクリックによるダイヤル機能などを提供する。

 また,電話の着信時には,パソコン上に相手の名前,コンタクト情報が表示され,マウスのワン・クリックで電話に出ることができる。オフィスの外で働いている場合には,デスクにかかってきた電話を働いている場所で出られるようになる。また,出損なった電話に関しては,相手のコンタクト情報が記載された電子メールを受信できる。

 両社ソリューションを組み合わせた製品は,同年前半にリリースが予定されている。

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