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 Web分析の専門家やベンダー,およびWeb分析を利用する企業が,Web分析の理解と活用を促進するための非営利団体「Web Analytics Association(WAA)」を結成した。WAAが米国時間2月21日に明らかにしたもの。

 設立メンバーには,米Coremetrics,米IBM,Nedstat社,米Omniture,米Visual Sciences,米WebSideStory,米WebTrendsが含まれる。そのほか,米ClickTracks,Harvest Solutions社,米Hewlett-Packard,Site Intelligence社,ZAAZ社などが参加している。

 オンライン・ショッピングは,数十億ドル規模に拡大している。米Forrester Researchの調査によると,デジタル・マーケティングは2004年に24%成長し,サイト分析の需要を押し上げた。また,オンライン・ユーザーの3分の2が,まずオンラインで商品をリサーチし,オフラインで購入する。そのため,企業は複数のチャネルにわたって顧客を追跡する手法を望んでいる。企業の54%は,2005年のWeb分析費用を増やすつもりだという。

 米Target Marketing社長でWAAの議長を務めるJim Sterne氏は,「販売事業者は,これまで以上に,測定基準に沿ったコストの正当性を判断する必要がある。多くの販売事業者がオンラインの世界に参加しているが,多くは,Web分析の価値を認識していないか,あるいは活用できていない」と説明する。「WAAは,教育,啓発,標準規格などに取り組み,Web分析業界の向上と安定を目指す」(同氏)

 WAAの委員会では,委員会ごとに活動を進める。主に以下の委員会を形成する。

・「Advocacy」:コンセンサスをまとめ,Web分析が直面している法的課題の認識を広める
・「Education」:教育プログラムを開発し,マーケットプレースの知識向上を図る
・「International」:地域的問題の把握と克服を支援する
・「Research」:トレンド,ベスト・プラクティス,問題点などのデータを提供する
・「Standards」:共通の測定方法論,測定手段,測定用語を策定する
・「Technology」:技術的知識やレコメンデーションを提供し,Web分析技術の発展を図る

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