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 米Global Sourcesは,中国の通信業界(携帯電話機,携帯電話基地局,無線LAN/WAN装置など)に関する調査結果を中国(香港)で現地時間2月23日に発表した。それによると,2005年の同業界の売上高は,前年と比べて27%増加し,680億ドルに達する見込みという。

 Global Sources社傘下の「Electronic Engineering Times-China(EE Times-China)」誌と同「Electronics Supply & Manufacturing-China(ESM-China)」誌の発行人であるMark A. Saunderson氏は,「中国通信業界の急速な成長は今後も続く見通しで,2007年の売上高は1036億ドルに達する」と予測している。

 携帯電話の生産は,2007年まで年平均14%増加する見通しで,2005年の生産台数は2億2300万台に達する。携帯電話加入者が大幅に増えていることから,2005年における携帯電話基地局の売上高は,前年比12%の54億ドルと予測する。

 2005年の無線LAN市場の売上高は前年と比べて20%増加し,2345万ドルとなる見込み。中国におけるブロードバンド・アクセスの急拡大,装置価格の下落,ノート・パソコンの普及によるが,同市場を後押しする。

 通信装置メーカーなど,中国の電子/情報企業の高い需要に対応するためには,2005年に590億ドル分のICが必要になる。「ICの生産は依然として限られており,IC需要に対して91.9%は輸入となる。このため,中国外の半導体ベンダーにとっては引き続きチャンスとなる」(Saunderson氏)

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