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 米Washington Postは,米国におけるインターネットでのニュース視聴・情報収集に関する調査結果を米国時間2月24日に発表した。それによると,新聞やTVなどのメディアの代わりに,オンラインのニュースや情報を利用する米国人が増えている。回答者の47%は「2004年1~12月で,インターネットでのニュースや情報の利用が大幅に増えた」と述べており,「利用が減少した」と答えたのはわずか4%だった。

 調査は,同社が米Nielsen/NetRatingsおよび米Scarborough Researchと共同で,Nielsen/NetRatings 社の登録メンバー1万5000人を対象に,2004年12月に実施したもの。

 従来のメディアの中で,2004年1~12月に利用が増えたのは,「ラジオ」が16%,「TV」が18%,「新聞」が12%,「雑誌」が15%だった。ただし「利用が減少した」とする割合も,それぞれ12%,20%,18%,18%と同レベルになっている。

 インターネットでニュースを視聴する理由としては,「24時間利用できること」「閲覧しながら複数の作業が行えること」「速報性」「検索が簡単」「無料でアクセスできる」などが挙がった。

 回答者のニュース取得方法は,「インターネット」「従来のメディア」「あらゆる手段」「視聴しない」の4グループに大別される。最も多かった「インターネット」は全体の39%を占めており,インターネットが日々の情報収集に欠かせないという。このグループの1週あたりのオンライン接続時間は平均24時間で,他のグループより8時間以上多かった。

 「従来のメディア」は,新聞などの印刷媒体をメインとして利用しながらも,インターネットで情報補足を行っている。「あらゆる手段」は,複数のメディアを利用して情報を毎日収集している「情報中毒者」。

 「視聴しない」というグループは,ニュースそのものにあまり興味を示さず,主にエンターテインメントのリソースとしてインターネットを活用している。このグループは全体の34%で,「インターネット」に次いで多かった。

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