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 「ただのコピーでは済まされない;それは犯罪である(It's More than a Copy; It's a Crime)」。米国のソフトウエア関連の業界団体Software & Information Industry Association(SIIA)が,海賊版の撲滅運動に向けた新しいスローガンを米国時間3月7日に発表した。

 SIIAは,これまでの10年間,「そのフロッピをコピーするな(Don't Copy that Floppy!)」というスローガンを掲げてきた。このキャッチフレーズが時代にそぐわない物になったため,新しいスローガンの募集を行なったところおよそ600件の応募があった。受賞者には,SIIAより1000ドルの小切手が贈られる。

 SIIAのIntellectual Property Policy & Enforcement担当副社長のKeith Kupferschmid氏は,「多くの人が,違法に複製されたソフトウエア,オンラインの記事,教科書といったデジタル・コンテンツを認識していない。そのため,企業は年間数十億ドルの損害を被っている。著作権侵害は,経済全体に大きな損害を与えるため,法の執行機関は知的財産に関する犯罪を最優先事項にしている」と説明している。

 「SIIAでは,著作権の侵害行為が深刻なことであるという意識を高め,間違った行為であるだけでなく,リスクに比べたら犯す価値の無い行為であることを伝えたい」(同氏)

 SIIAは,宣伝とともにバッチ,Tシャツ,ポスターなどを使って同スローガンをアピールする予定。

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