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 米Wind River Systemsは米国時間3月9日,同社のオープンソース技術に関するさまざまな取り組みを発表した。「オープンな標準規格を推進して協業による開発を容易にすることで,デバイス・ソフトウエアの開発環境を整える」(同社)

 Wind River社は,ソフトウエア開発ツール関連の業界団体Eclipse Foundationに戦略的開発者(Strategic Developer)メンバーとして参加し,デバイス・ソフトウエア開発に向けたプロジェクト「Eclipse Device Software Development Platform」を推進する。

 同プロジェクトは,複数ベンダーがサポートするオープンソースのインフラを構築し,さまざまなOSやアーキテクチャで動作可能な相互接続性のあるソフトウエア開発を簡易化するのが狙い。なお同社によると,Eclipseの戦略的開発者である米IBMや米Intelなどが,既に同プロジェクトへのサポートを表明しているという。

 Wind River社はまた,VxWorks版のGeneral Purpose Platformにおいて,TPIC(Transparent Inter Process Communication)へのサポートを提供することを発表した。TPICは,オープンソースのクラスタ向け通信プロトコルで,これまでのLinux版のみに対応していた。同社は,VxWorks版対応のTPICをオープンソース・コミュニティSourceForge.netの「TIPC Open Source」プロジェクトで公開し,開発者が各種OSに容易に移植できるようにする。

 同社はさらに,接続されたデバイス間の相互接続性を推進するプログラム「Device Software Optimization Awareness Program」を開始した。

 Wind River社チーフ・マーケティング・オフィサの John Bruggeman氏は,「さまざまな業界のデバイス・メーカーが業界標準を利用できるようにすることで,より優れたデバイスの開発を迅速かつコスト効率の高い方法で行えるように支援する」と述べた。

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