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 ドイツのAstaroは,Linux向けのセキュリティ・パッケージの最新版「Astaro Security Linux 5.2」のリリースを現地時間3月8日に発表した。新版では,ゲートウエイ・ベースのスパイウエア検出機能とシステム上にすでに侵入しているソフトウエアを排除する機能が追加された。

 バージョン5.2では,スパイウエア,アドウエア,その他の悪質なアプリケーションの侵入を防御するとともに,すでに企業ネットワークに潜り込んでいるスパイウエアがインターネット経由でメッセージを送信するのを遮断する。この新しい技術は同製品のWeb管理インタフェースから設定ができる。

 スパイウエアとアドウエアは,コンピュータのパフォーマンスを大きく低下させてユーザーの仕事に影響を与える。また,ユーザーが知らないうちに, Web上におけるユーザーの活動に関する情報を作者に伝える。米AOLとNational Cyber Security Allianceが前年10月に実施した調査によれば,対象となったコンピュータの80%にスパイウエアとアドウエアがインストールされており,1台につき平均93のスパイウエアとアドウエアが見つかっている。

 同社CEOのJan Hichert氏は,「ゲートウエイにおいてスパイウエア対策を組み込むことにより,生産性に与える影響を大幅に軽減できるとともに,プライバシの保護にも役立つ」と説明する。

 スパイウエア防御機能「Spyware Protection」は,Astaro Security Linux 5.2の一部として提供される以外にも,Astaro Security Gatewayアプライアンスで提供される。また,Astaro Secure Web購読の一部としても提供されるされる予定。

 URLのフィルタリングを行なう「Surf Protection」,またはWebメール・ベースの電子メールによるウイルスを遮断する「Virus Protection for the Web」のユーザーは5.2へのアップデートにより追加料金無しでSpyware Protectionの機能が利用できる。

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