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 米IBMは米国時間3月9日に,コンテンツ管理ソフトウエア製品の新版「DB2 Content Manager 8.3」「DB2 Document Manager 8.3」「DB2 CommonStore 8.3」を発表した。「企業は,Webサービスを利用し,通常の業務プロセスにおいてあらゆるデータを取得,管理,検索できる」(同社)

 新版では,XML文書の処理に関する速度および効率向上を目指す「Project Cinnamon」の性能強化技術や統合技術を活用する。Project Cinnamonの技術は,自動インデックス作成機能や自動検索機能を備えており,構造化/非構造化データ・リポジトリの制御を向上し,エンド・ユーザーのコンテンツ保存および管理を簡素化する。

 各製品の主な内容は以下の通り。

・IBM DB2 Content Manager 8.3:
 プロセスを簡単に自動化するためのグラフィカル・ツールを用意した。XML書類の取得および管理を,共通のコンテンツ・リポジトリで自動で行える。「DB2 Records Manager」が付属し,あらゆるビジネス・コンテンツの申請および分類を正確に自動記録することが可能。これにより,法規準拠の作業を合理化する。「Microsoft .NET」環境におけるWebサービスのサポートを強化し,対応するメディア・ストリーミング技術も追加した。

・IBM DB2 Document Manager 8.3:
 記録管理機能を統合し,対応言語を拡充したほか,キーボードを使ったアクセス機能や検索機能を強化した。セキュリティ面では,「Content Manager」と「Document Manager」間にシングル・サインオン機能を組み込んだ。標準的なオフィス・アプリケーションやCADアプリケーションと連携するため,ユーザーは扱っている書類を簡単に企業記録情報として保存できる。

・IBM DB2 CommonStore 8.3:
 電子メール,添付ファイル,メッセージング・システムのコンテンツをアーカイブおよび保持管理する。記録管理機能により,電子メール・メッセージや添付ファイルを記録情報として,自動または手動で保存できる。法規や企業ポリシーに従って,メッセージング・システムのコンテンツを管理,保持,削除する。フルテキストのインデックス作成や検索機能を強化しており,ネイティブのクライアント・インタフェースあるいはアーカイブ・リポジトリ・インタフェースからでも,あらゆるコンテンツ,メッセージ,ファイルにアクセス可能。また,対応するストレージ・プラットフォームを追加した。

 3製品とも2005年3月25日にリリースする予定。

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