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 米Microsoftは,サービス指向アプリケーション構築用ライフサイクル・ツール「Visual Studio 2005 Team System」を,ソフトウエア開発プロセスの評価/改善手法Capability Maturity Model Integration(CMMI:能力成熟度モデル統合)に対応させる。Microsoft社が米国時間3月9日に明らかにしたもの。同手法は,開発ライフサイクルのプロセス基盤である「Microsoft Solutions Framework(MSF)」を通じて利用できる。

 CMMIは,カーネギーメロン大学のSoftware Engineering Institute(SEI)が開発した方法論で,ソフトウエア・プロセスの評価,改善を目的としている。同社は,MSFでVisual Studio 2005 Team System向けのプロセス・テンプレート「MSF for CMMI Process Improvement」と「MSF for Agile Software Development」を提供する。

 MSF for CMMI Process Improvementを使用すると,CMMIのプロセス・ガイダンスに従い,ソフトウエア開発プロセスを改善して成熟度を高め,業務の迅速化を実現できるという。MSF for Agile Software Developmentでは,繰り返し開発といったアジャイル開発プロセスの適用が可能となり,リスク管理,リリース管理なども行える。

 米メディアの報道(CRN)によると,現在提供中のVisual Studio 2005 Team Systemはベータ1版で,ベータ2版(開発コード名は「Whidbey」)は3月末から4月第1週に利用可能になるという。

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