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 インスタント・メッセージング(IM)とP2Pに感染するウイルス情報などを提供する団体IMlogic Threat Centerが実施したIMのセキュリティ脅威に関する調査結果を,米IMlogicが米国時間3月8日に発表した。それによると,2005年1月1日から現在まで,IMをターゲットとする新規のウイルス,ワーム,スパムは30種類以上報告されており,毎月50%のペースで増加しているという。

 IMlogic Threat Centerは,IMlogic社が中心となって2004年12月に立ち上げた。現在,セキュリティ・ベンダーの米Symantec,米Sybari Software,米McAfee,およびIMを提供する米Time WarnerのAmerica Online(AOL),米Microsoft,米Yahooなどが参加している。

 IMlogic Threat Centerが2005年1月1日以降に発表したデータによると,報告された案件の81%はIM向けウイルスおよびワーム,13%はクライアントの既知の脆弱性などを悪用したものだった。

 「MSN Messenger」「Windows Messenger」のクライアントや「MSN Network」をターゲットとしたものは全体の70%を占めた。「Yahoo! Messenger」のネットワーク/クライアントを狙ったものが18%,「AOL Instant Messenger(AIM)」「ICQ」のネットワーク/クライアントを狙ったものは12%だった。

 職場で検出されたIMワームのワースト3は,「Kelvir」「Bropia」「Bizex」だった。

 「IMのウイルスやワームは飛躍的に増えている。ウイルス作成者は,大半の企業で保護がおろそかになっているIMに,攻撃の的を変えつつある」(IMlogic社CTOおよび製品部門バイス・プレジデントのJon Sakoda氏)
 
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