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 カナダのNortel Networksと韓国のLG Electronicsは,無線ブロードバンド規格WiMAX対応製品の開発とマーケティングに関して協力体制を敷く。両社がルイジアナ州ニューオーリンズで開催中の「CTIA Wireless 2005」で,現地時間3月14日に明らかにしたもの。Nortel社のパケット通信ネットワーク技術やOFDM(直交周波数分割多重)/MIMO(複数入出力)技術を,LG Electronics社のモバイル通信およびデジタル統合に関するノウハウと組み合わせる。

 両社は,移動無線ネットワーク向け規格IEEE802.16eと,WiMAXをベースとしたWiMAXソリューションを共同開発する。米メディア(CNET News.com)によると,Nortel社が,LG Electronics社のGSMおよびCDMA対応携帯電話をWiMAXに対応させるソフトウエアを開発するという。両社はこの携帯電話の試験運用をは2003年下半期に開始する予定。

 Nortel社は,802.16eとWiMAXにおいても,OFDMおよびMIMOを組み合わせが可能だと考えている。「これらの技術は,大容量のデータと大勢のユーザーに対応可能な無線ブロードバンドを実現するうえで不可欠」(同社)とする。

 また,LG Electronics社は同日,米国のサンディエイゴに研究開発センターを開設したことを発表した。「米国消費者のニーズに応える携帯電話の開発に重点を置く」(同社)と説明している。ちなみに同社は,パリ,北京,バンガロール,モスクワにも研究開発センターを設けている。

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