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 セキュリティ・アプライアンス・ベンダーである米Blue Coat Systems(旧CacheFlow)は,スパイウエアに関して企業のITプロフェッショナルに調査した結果を米国時間3月14日に発表した。回答したITプロフェッショナルの大半は,デスクトップ・ソフトウエアが企業のスパイウエア対策として効果がないと考えている,という。

 調査によれば,回答者の72%は,現行のデスクトップ・ソフトウエア製品はネットワークをスパイウエアから守る効果が無いと考えている。スパイウエアに関する状況は悪化しており,84%の企業ITプロフェッショナルは,3ヶ月前よりスパイウエア問題が深刻になっていると考えている。改善していると考えているのは16%だけだった。

 74%のITプロフェッショナルは,アンチスパイウエア・ソフトをデスクトップ上にインストールして実行する代わりに,デスクトップ・コンピュータの1部,または全体の再イメージ化を行なっている。12%は,スパイウエアが侵入したデスクトップのすべてで再イメージ化を実施しているという。

 同社マーケティング担当副社長のSteve Mullaney氏は,「スパイウエアは,利益を目的としたものであり,ベンチャ企業が後押しをしている。作成も容易なため,近いうちにウイルスよりも大きな脅威となるだろう。消費者と企業にとってデスクトップ・ソフトウエアが唯一の対応策である一方で,ゲートウエイにおけるアンチスパイウエア・ソリューションを含む多重防御の戦略を実装しない限り,コストが急上昇するだろう」とコメントしている。

 同調査は,デスクトップ上で米Computer Associatesの「PestPatrol」,ロシアのKaspersky,米Lavasoftの「Ad-Aware」,米McAfee,米Microsoft,米Spybot,米Symantec,米Webrootの製品を使った経験がある339名のITプロフェッショナルを対象に2月に実施したもの。企業のスパイウエアの状況と,スパイウエア対策におけるデスクトップ・ソフトウエアの有効性を調べる目的で行なわれた。

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