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 「もっとも普及している衛星ブロードバンド規格『IpoS』(Internet Protocol over Satellite)は業界初の世界標準となった」。米Hughes Network Systems(HNS)は,欧州電気通信標準協会(ETSI)が2月に同規格を承認したことを受け,米国時間3月15日にコメントを発表した。

 同規格は,衛星通信企業が共通の技術フレームワークを通じてブロードバンド・サービスを提供する手段として,米国電気通信工業会(TIA)によって前年初旬に承認されている。

 HNS社会長兼CEOのPradman Kaul氏は,「同規格は2つの重要な標準組織によって承認されたため,衛星業界全体を通じてより大きな規模で最適化が行なわれ,規模の拡大によるコスト低下のチャンスが開けた」とコメントしている。

 同氏は,「IPoSは,ブロードバンド衛星サービスを効率的に提供するために特化された唯一の規格であり,世界の衛星市場に拡大させるための手段を提供する」と説明する。

 IpoSは,衛星チャネルを介してブロードバンド・サービスを届けるために最適化された規格。同規格は,衛星から独立した機能とアプリケーション・レイヤー間のインタフェース定義を作成するSI-SAP(Satellite Independent Service Access Point)を指定するため,オープンなサービスを提供するプラットフォームを実現するという。

 HNS社は,機器,ソフトウエア,サービス・プロバイダ向けのマルチティア・ライセンス・プログラムを通じてIpoSの実装を促進する予定を明らかにしている。

 すでに,米Microelectronics Technology,米Texas Instruments,米TriQuint Semiconductor,米Wind River Software,米Intelsat,スペインのTelefonica de Espanaといった企業が同規格の支持を表明している。

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