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 ドイツのInfineon Technologiesと米Rambusは,両社間で係争中のすべての特許侵害訴訟について和解した。両社がそれぞれ現地時間3月21日に明らかにしたもの。Infineon社は,現在および将来の製品でRambus社の特許を使用するライセンスを取得した。

 Infineon社はRambus社に対し,四半期ごとに585万ドルをライセンス料として支払う。期間は2005年11月15日から2007年11月15日の2年間で,総額4680万ドルの契約となる。2007年11月15日以降は,Rambus社がほかの特定DRAMメーカーと追加ライセンス契約を結んだ場合に限り,Infineon社が合計で最大1億ドルをさらに支払う。

 またInfineon社は,メモリー・インタフェースに関する支払い済み永久ライセンスをRambus社に供与している。

 なお両社の係争は,先にRambus社が同社のSDRAMおよびDDR SDRAMに関する特許を侵害されたとしてInfineon社を訴えたことに端を発している。Infineon社はこれに対し,「Rambus社が半導体技術標準推進団体JEDECのメモリー・チップ設計特許を不正に使用した」と反訴。Rambus社は,バージニア州連邦地裁における一審で敗訴し,350万ドルの罰金支払い命令を受けた。

 Rambus社はこれを不服として控訴。米連邦巡回控訴裁は一審判決を覆し,「Rambus社による不正行為の事実はない」とする判断を下した。

 その後,米連邦最高裁判所はInfineon社の裁量上訴の請求を退けた。これについて,Rambus社は「Infineon社は可能な限りの手段を使い果たした」と述べていた。

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