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 米Dellが,64ビット対応Intel Xeon processors MPプロセサを搭載するデータ・センター向け4ウエイ・サーバー「Dell PowerEdge 6800」「同6850」と,サーバー管理ソフトウエアの新版「OpenManage 4.3」,データ・センター運用支援サービス「Data Center Environmental Assessment」を米国時間3月23日に発表した。

 PowerEdge 6800/6850はDDR2-400 ECCメモリーやPCI Expressの採用により,処理性能がDell社の既存4ウエイ・サーバーに比べ最大32%向上したという。「データベース環境やサーバー集約/仮想化での利用のほか,RISCシステムからの移行に最適なサーバー」(同社)

 同社は両サーバー上で,Oracle Database 10g,Oracle Database 9i,Oracle Real Application Clusters(RAC),Microsoft SQL Serverのいずれも32ビット版の動作を検証している。搭載するXeonプロセサは,32ビットと64ビットの両アプリケーションを動作させるIntel Extended Memory 64 Technology(Intel EM64T)技術対応なので,ハードウエアへの投資を無駄にすることなく,Oracle Database 10g,Oracle RAC,Microsoft SQL Server 2005などの64ビット版への移行が可能である。

 また両サーバーは,8Mバイトのレベル3キャッシュ内蔵プロセサを搭載するモデルのほか,動作周波数が高い代わりにキャッシュ・サイズ(レベル2キャッシュ)の少ないプロセサを搭載するモデルも用意する。「用途に合わせて構成を選べるので,最高の性能をより低い価格で入手できる。実際PowerEdge 6800/6850は,当社の4ウエイ・サーバーのなかで最も低価格である」(同社)

 両サーバーとも数週間後に全世界で利用可能とする。価格は,PowerEdge 6800が3999から,同6850が4899ドルから。

 Dell OpenManageは,PowerEdgeサーバーのユーザーに無償提供するシステム管理ツール。サーバーの動作やアップデート状況を集中管理できる。Microsoft Systems Management Server(SMS)2003などのパッチ管理サーバーにも対応している。新版はWebベース・インタフェースの採用により,使いやすくなったうえ,どこからでもIT資産にアクセスできるという。

 Data Center Environmental Assessmentは,データ・センター運営を支援する新サービス。データ・センターの温度/消費電力の調査,空調設計の分析などを行うことで,より効率的な運用を目指す。サーバー集約サービスを適用し,PowerEdge 6800/6850の利用効率向上も図れる。

 200平方フィート(約18.6平方m)から1万平方フィート(約929平方m)を超える規模のデータ・センターを対象とする。料金は定額制で5000ドルから。

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[発表資料(概要)]
[発表資料(Data Center Environment Assessment)]