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 米Pew Internet & American Life Projectは米国時間3月23日に,インターネット・ユーザーの音楽およびビデオ・ファイル利用に関する調査結果を発表した。それによると,インターネット・ユーザーの27%(約3600万人の米国民)が音楽ファイルまたはビデオ・ファイルをダウンロードをしており,そのうち48%は,従来のようなピア・ツー・ピア(PtoP)ネットワークや有料オンライン配信サービス以外の経路でファイルを取得している。

 調査は,1421人の成人インターネット・ユーザーを対象に,1月13日~2月9日にかけてアンケートを実施したもの。音楽ファイルまたはビデオ・ファイルのダウンロードを行うユーザーのうち,「他人のMP3プレーヤ」を入手経路に使う回答者は19%,「電子メールやインスタント・メッセージング(IM)」から入手するユーザーは28%だった。その他のソースとしては,音楽/映画サイト,ブログ,オンライン・レビュー・サイトなどがある。

 その他の主な調査結果は以下の通り。

・米国民の49%とインターネット・ユーザーの53%は,PtoPネットワークを運営している会社が,音楽および映画の著作権侵害について責任を負うべきと考えている。また,米国民の18%は「ファイル交換を行っている個人の責任」であるとし,同12%は「両方の責任」と答えた。

・音楽および映画の著作権侵害問題について,米国民の約38%は,「(提訴などの)法的措置によってファイル交換が減った」と評価している。一方,米国民の42%は「法的措置の効果はあまりない」と述べた。

・音楽ファイルまたはビデオ・ファイルをダウンロードするユーザーのうち,43%が有料オンライン配信サービスを使用したことがある。昨年のその割合は24%だった。

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