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Mark Hurd氏
 米Hewlett-Packard(HP)の取締役会は,同社のCEO兼社長に米NCRの社長兼CEOを務めるMark Hurd氏(48歳)を任命した。HP社が3月29日に明らかにしたもの。Mark Hurd氏はNCR社職を同日付けで辞任,4月1日に,HP社で暫定CEOを務めるCFOのRobert Wayman氏よりCEO職を引き継ぎ,HP社の取締役会にも加わる。

 Hurd氏はベイラー大学で経営管理学の学士号を取得。NCR社に25年間籍を置き,経営,運営,販売,マーケティングなど,さまざまな分野の職務を経験した。NCR社Teradata事業部門の社長兼CEO,またNCR社COOなどを歴任した後,2003年3月よりCEOを務めている。

 ちなみに,同氏がNCR社CEOに在職していた2004年度の売上高は前年比7%増の60億ドル。純利益は前年と比べ約5倍増の2億9000万ドルという。

 HP社非常勤会長のPatricia Dunn氏によると,HP社の取締役会は全会一致でHurd氏をCEOに選出したという。「Hurd氏の優れた実行力,有能なチームを率いる統率力,そして株主に最大の利益をもたらしてきた実績を高く評価した。彼は,規模こそ当社より小さいものの,さまざまな事業を抱える複雑なNCR社でその手腕を実証ずみだ」(同氏)

 またHurd氏は,「HP社は,革新の歴史を持ち,広範な製品やサービスにおいて優位を誇る世界有数の企業である。同社の経営陣に加わり,成功をさらに推し進めることができて,大変名誉に思う」と述べた。

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