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 英Sophosは,2005年3月におけるコンピュータ・ウイルスの被害状況に関する調査結果を現地時間3月31日に発表した。それによると,2004年末に登場した「Zafi-D」ワームが4カ月連続のワースト1となった。リストの中で2005年に登場したウイルスは4位の「Sober-K」だけだった。

■2005年3月のウイルス被害状況
1. W32/Zafi-D 45.1% 4カ月連続
2. W32/Netsky-P 21.0%
3. W32/Zafi-B 5.9%
4. W32/Sober-K 5.8%
5. W32/Netsky-D 4.3%
6. W32/Netsky-Z 2.7%
7. W32/Netsky-B 2.3%
8. W32/MyDoom-O 1.3%
9. W32/Netsky-C 1.1%
10. W32/Netsky-Q 1.0%
その他 9.5%

出典:Sophos社

 Sophos社セキュリティ・コンサルタントのGregg Mastoras氏は,「3月に被害の多かったウイルスのトップ10は,Zafi-Dや複数のNetskyワームなどほとんどが古いものだった。多くのコンピュータ・ユーザーがアンチウイルス・ソフトのアップデートを怠り,安全なコンピューティングを行なっていないため,これらのウイルスはリストに居座り続けるだろう」と警告した。

 Sophos社が2005年3月に検出した新種ウイルス1225種類で,現在,同社が防御できるウイルスは10万2123種類に及ぶという。同社によれば,3月は電子メールの2.62%にウイルスが含まれており,これは38通中1通に相当する。28通中の1通にウイルスが含まれていた2月から大きく低下している。

 さらに同社は,2005年3月における偽情報のワースト10も発表した。Hotmailの偽情報が9ヶ月連続で1位となり全体の44.3%を占めた。津波関連のチェーン・メールの数は大きく減少した。

■ 2005年3月の偽情報ワースト10
1. Hotmail hoax 44.3% 9カ月連続
2. Meninas da Playboy 7.9%
3. Bonsai kitten 5.4%
4. A virtual card for you 4.6%
5. Jamie Bulger 3.8%
6. Budweiser frogs screensaver 2.3%
7. Applebees Gift Certificate 2.2%
8. Bill Gates fortune 2.1%
9. Bogus US Bank email 1.3% 初ランクイン
10. Unidentified tsunami boy 1.2%
その他 24.9%

出典:Sophos社

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