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 米VeriSignは,世界18地域で分散管理しているインターネット・サーバーを強化する計画を米国時間4月6日に発表した。同社は,世界の主要地域においてサーバーの追加導入を行い,パフォーマンス,接続速度,安定性の向上を図り,各地域で増大しているインターネット・ユーザーに対応する。

 2000年以来VeriSign社がトップ・レベル・ドメイン(TLD)「.com」,「.net」の管理に使っているインフラでは,欧州,アジア,北米におけるインターネット・ユーザー増加に対応しており,現在1日当たり145億以上のクエリーを処理している。同社は,インターネット利用の増加への対応として,安定性を向上させるために国別トップ・レベル・ドメイン(ccTLD:country code Top Level Domain)の管理機関と各国政府機関とも協調している。

 先ごろ,同社はブラジル,アルゼンチン,オーストラリア,アフリカ,中東,インド,中東欧といった地域でもインターネット利用が拡大していることを確認した。これら地域においてインターネットの安定性と速度の強化を図るため,同社は今後2年間でインターネット・サーバーの追加導入を計画している。

 VeriSign社によると,世界のインターネット・トラフィックは,12~18カ月ごとに倍増している。現在,世界のインターネット・ユーザーはおよそ9億人。内訳は,欧州が2億6900万人,北米が2億4200万人,アジア地域が2億4600万人,中南米が5800万人,中国と日本がぞれぞれ9000万人と8200万人となっている。

 英語圏のユーザーが占める割合は35%だけだが,英語のインターネット・コンテンツの現在65~75%を占めている。中国語を利用するユーザーの割合は全体の14.1%,日本語が9.6%,スペイン語が9%,独語が7%,韓国語が4.1%,フランス語が3.8%となっている。

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