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 米IBMは米国時間4月11日に,2005年第1四半期の決算を発表した。継続事業による売上高は229億ドルで,前年同期の222億ドルと比べ3%増加(為替の影響を除いた場合1%増加)した。純利益は14億1000万ドルで前年同期の13億6000万ドルと比べ3%増加。希薄化後の1株あたり利益は85セントで,前年同期の79セントから増加した。

 同社は4月初めに,当期に株式報酬を費用計上することを明らかにしており,上記の数字には,株式報酬に関する経費が含まれる。

 同社会長兼CEOのSamuel J. Palmisano氏は,「当期のスタートは好調だったが,最後の数週間は,経済が軟化している国々やGlobal Services部門の短期契約について,取引成立が非常に困難だった。このため,すべての目標を達成することはできなかった」と述べた。ただし,ミドルウエアとミッドレンジ・システムは堅調で,中国,ブラジル,インド,東欧などの新興市場は急成長した。

 継続事業による売上高を地域別でみると,米大陸は93億ドルで前年同期比2%増加(為替の影響を除いた場合1%増加)。EMEA(欧州/中東/アフリカ)は77億ドルで同7%増(同2%増)。アジア太平洋地域は52億ドルで同1%増(同2%減)。OEM収入は6億9100万ドルで同3%増加した。

 部門別でみた場合,Global Services部門(メンテナンスを含む)の売上高は117億ドルで,前年同期と比べ6%増加。当期中に獲得したサービス契約の合計額は100億ドル。

  継続事業によるハードウエア収入は67億ドルで,前年同期と比べて横ばいとなった。Systems and Technology Groupの売上高は同3%増の39億ドル。「eServer pSeries」が12%成長,「同xSeries」が8%成長したが,「同iSeries」は1%増にとどまり,「同zSeries」は16%落ち込んだ。Personal Systems Groupの売上高は同3%減の27億ドルだった。

 ソフトウエア収入は36億ドルで前年同期比2%増加。OSの売上高は同2%減の5億9000万ドル。ミドルウエアの売上高は同3%増の28億ドルとなった。「WebSphere」製品は11%成長,「DB2」製品は9%成長,「Tivoli」製品は15%成長,「Lotus」製品は11%成長した。ただし「Rational」製品は横ばいだった。

 Global Financing部門の売上高は前年同期比12%減の5億8000万ドル。Enterprise Investmentsおよびその他の部門は同15%増の3億3200万ドルだった。

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