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 ストリーミング・メディア技術の標準化団体であるInternet Streaming Media Alliance(ISMA)は,ストリーミング・メディアの配信や管理などに関する仕様「ISMA 2.0」の最終版を公開した。ISMAが米国時間4月17日に明らかにしたもの。仕様書はISMAのWebサイトからダウンロードできる。

 ISMA 2.0は,オーディオ/ビデオ用コーデック技術,ストリーミング用インターネット・プロトコル,ストレージ用ファイル・フォーマットを1つにまとめた仕様である。ストリーミング・マルチメディア市場向け製品を開発するための,標準ベースの手法を定義している。

 具体的には,ビデオ用コーデックAdvanced Video Coding(AVC:ITU H.264およびMPEG-4 part 10として規格化),音声用コーデックHigh Efficiency Advanced Audio Coding(HE-AAC)に対応している。そのほかに,リアルタイム・マルチメディア配信標準SDPおよびRTP/RTSP IPと,マルチメディア・ファイル用ストレージ標準MP4も採用した。

 同仕様について,米EnvivioのYuval Fisher氏(同氏はISMA技術統合委員会のメンバーを務める)は「音声/ビデオ・コーデックのプロファイル/レベル選択作業を簡素化し,ネットワーク・プロトコルと信号処理の技術について複数の選択肢を提供する」と説明する。「マルチ・ベンダー環境において,IPネットワーク上で音声/ビデオを確実に配信可能な相互接続性を確立する」(同氏)

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