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 米Apple Computerは米国時間4月17日に,映像編集ソフトウエアの新たなスイート製品「Final Cut Studio」と合成および視覚効果ソフトウエアの新版「Shake 4」発表した。

 Final Cut Studioは,プロ向けビデオ編集ソフトウエアの新版「Final Cut Pro 5」,プロ向け音楽制作ツール「Soundtrack Pro」,モーション・グラフィックス制作ソフトウエアの新版「Motion 2」,プロ向けDVD編集ソフトウエアの新版「DVD Studio Pro 4」で構成する。

 各ソフトウエアの主な特徴は以下の通り。

・Final Cut Pro 5:DV,SD,フィルムのほか,HDV,DVCPRO HD,非圧縮のHDを完全サポートする。リアルタイム・エンジン「RT Extreme」を強化し,非圧縮のHDエフェクトをリアルタイムで確認できるようにしたほか,最大24のオーディオ・チャネルを,24ビット/96kHzの高音質で同時にキャプチャ可能。

・Soundtrack Pro:編集,効果,プロセスを簡単に並べ替えたりバイパスしたりできる「Action Layers」機能を備え,50周囲以上のプラグインと5000種類以上の「Apple Loops」を揃える。

・Motion 2:32ビットのフロート・レンダリングが可能。自動デザイン・ツール「Replicator」の追加により,あらかじめ設定したグリッドやパターンに沿って,いくらでも必要なだけムービーや画像を複製し,アニメーション化することができる。

・DVD Studio Pro 4:分散エンコーディング・ツールにより,ネットワーク化した「Macintosh」コンピュータの性能を活用して,HDプロジェクトのエンコーディング時間を大幅に短縮する。

 Final Cut Studioは2005年5月に発売する。希望小売価格は1299ドル。Final Cut Proからのアップグレードは699ドル,グラフィック編集ソフトウエア・スイート「Production Suite」からのアップグレードは499ドル。

 Shake 4は,3D多面合成機能と先進の光学式フロー画像処理技術を備え,Final Cut Pro 5と連携する。

 3D多面合成機能によって,リアルなライブ・アクションと3DのCGIレイヤーを合成可能。柔軟なユーザー・インタフェースで,「2Dを操作するのと同様に高速で高品質な作業を実現できる」(Apple社)。無制限にレイヤーやカメラを,3D空間で配置,回転,移動できる。

 光学式フロー技術は,画像をピクセル単位で分析するため,クリップの速度を簡単に調節でるという。

 また,Final Cut Pro 5のタイムラインから直接起動し,XML交換フォーマットを使って,タイムラインのカットやレイヤーからShakeのプロセス・ツリーを自動生成することが可能。

 Mac OS X版のShake 4は2005年6月に発売する。ライセンス数無制限のネットワーク・レンダリング・ライセンスを含み,希望小売価格は2999ドル。クロスプラットフォーム版Shake 4の希望小売価格は4999ドル。アップグレード価格は999ドル。

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