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 ノルウェーのOpera Softwareは現地時間4月19日,Webブラウザの新版「Opera 8」を発表した。銀行やショッピングサイトなどの信頼性を示すセキュリティ機能や,音声機能などを追加した。広告を表示する無償版と広告を表示しない39ドルの有償版を用意する。同社Webサイトからダウンロードできる。

 「インターネット・ユーザーの大半が,長い間,低速で不安定なWebブラウザを甘んじて受け入れてきた。現在はより多くの時間をオンラインに費やすようになっているが,オンライン詐欺も増加の一途を辿っているため,高速・安全・使いやすさを備えたWebブラウザが必要不可欠だ」(Opera Software社CTOのHakon Wium Lie氏)

 Opera 8では,ユーザーがセキュアなWebサイトにアクセスすると,セキュリティ情報フィールドが自動的に起動し,セキュリティのレベル(1~3)と,サイト所有者の証明書を表示する。「Webサイトの信頼性を判断し,フィッシングなどのオンライン詐欺によるリスクを軽減できる」(同社)

 また,Webページのテキスト表示の高速化を図ったほか,キーボード・ショートカットやマウスを利用したクイック・ナビゲーション,お気に入りのWebページすべてを一括表示するオプションなどを提供する。「Extensible Rendering Architecture(ERA)」技術を採用しており,Webページを画面の幅に合わせて調整するため,水平方向のスクローリングが不要。

 音声機能では,ユーザーは音声コマンドを使用してWebサイトを操作することができ(現在はWindows 2000/XP向けの英語版のみ),ドキュメントの読み上げも可能。そのほか,マルチメディアなどのリッチ・グラフィック・コンテンツ用XML言語であるScalable Vector Graphics(SVG 1.1 Tiny)をネイティブ・サポートする。

 Opera 8は,WindowsとLinuxで動作する。Windows版は英語,ドイツ語,オランダ語,ポーランド語に対応し,Linux版は英語に対応する。その他の言語も今後サポートする予定。またMac OS版(英語)はベータ・バージョンが利用可能。

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