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 米Googleは,WebブラウザによるWebページ読み込みを高速化するツール「Google Web Accelerator」(ベータ版)の提供を開始した。Google社が米国時間5月4日に明らかにしたもの。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 同ツールを導入したパソコンでWebブラウザを使うと,Webページ要求が同社のネットワークに送られるようになる。このネットワーク上のサーバーには,頻繁にアクセスされるWebページのコピーが保存してある。パソコンからの要求に対して,通常同ネットワークはコピーしたWebページをパソコンに送信し,元のWebページが更新されている場合のみWebページのダウンロードを行う。さらにWebページを先読みさせるので,最終的なアクセス速度が速くなる。やり取りするデータは圧縮しており,これも通信時間の短縮につながる。

 ブロードバンド接続に最適化してあるツールなので,ダイヤルアップ環境で使用しても速度向上は期待できない。また「セキュリティ上の理由から」(同社),HTTPSで通信する暗号化ページは高速化しない。MP3形式の音楽ファイルやストリーミング・ビデオ・ファイルなど,大きなデータをダウンロードするWebページにも効果はない。

 対応OSはWindows XPとWindows 2000 SP3以上。対応Webブラウザは,Internet Explorer 5.5以上またはFirefox 1.0以上。そのほかのWebブラウザの場合は,HTTP接続用のプロキシを127.0.0.1:9100に変更すればよい。

 なお,同ツールは現在のところベータ版の試験段階にあり,北米と欧州のユーザーからのアクセスのみ高速化が可能という。

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[発表資料(Google Web Accelerator関連情報の掲載ページ)]
[発表資料(Google Web Acceleratorの紹介ページ1)]
[発表資料(Google Web Acceleratorの紹介ページ2)]