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 米Microsoftは米国時間5月4日に,起業家および新興会社を支援するプログラム「Microsoft Intellectual Property(IP)Ventures」を発表した。社内で開発した多数の技術をライセンス供与し,新製品および新事業の展開を促進する。

  同プログラムは,ベンチャー・キャピタリストや起業家の助言を得て開発したという。まずは20種類の技術を提供する。主な内容は以下の通り。

・顔面認識や自然言語処理などの人工知能
・ユーザー・インタフェース「LaunchTile」
・顔面描画などのグラフィックス技術
・バイオメトリクス情報を用いたIDカード「BioCert」といったセキュリティ技術
・ゲーム向け技術の「Xnav」
・モバイル・ビデオ通信技術「Portrait」,モバイル・ブラウジング技術「MobiPicture」,オンライン・コミュニティ技術「Wallop」,音声補正アルゴリズムなどのマルチメディア技術
・データ仮想化ツールなどのデータベース技術

 LaunchTile(開発コード名)は,モバイル・デバイスを片手で操作して情報や書類,アプリケーションを簡単に閲覧することが可能。Portrait(開発コード名)は,LAN,ダイヤルアップ・ネットワーク,無線ネットワークに対応し,9.6Kbps程度の帯域幅でも鮮明でスムーズなフルカラー映像を配信する。Wallop(開発コード名)は,ネットワーク上で対話できる相手を自動検出するほか,ブログ作成や音楽および写真の共有が可能なソーシャル・ネットワーキング・ツール。

 アクセス可能な全技術は同社のWebサイトで確認できる。プログラムの拡大に伴い,提供する技術の数を増やす計画である。

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