PR

 米QUALCOMMは,第3世代(3G)携帯電話機向けチップセット「Mobile Station Modem(MSM)6550」でLinuxをサポートする。QUALCOMM社が米国時間5月5日に明らかにしたもの。同社が他社製OSを採用するのはこれが初めてという。

 同社は,MSM6550上の仮想プラットフォームにLinuxを移植した。これにより,「既存のソフトウエアを流用することが可能になったうえ,コードの移植性も向上する」(同社)。

 MSM6550は単一チップ型であるためコプロセサを追加する必要がなく,設計コストの削減につながる。「サード・パーティ製OSを動かす際に必要だった複数チップによる従来の製品に比べ,複雑さも小さくなる」(同社)

 同社は「UMTS,HSDPA,CDMA2000 1x EV-DO Rev. AなどのプラットフォームでもLinux対応を進める」としている。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,MSM 6550は2003年9月のリリース以来,30種類の携帯電話機が搭載しているという。

◎関連記事
米MontaVista,携帯電話向けOS「Mobilinux 4.0」を発表
英Symbian,スマートフォン向けOSの新版「Symbian OS version 9」を発表
「米国2.5/3Gモバイル・データ・サービス市場,2006年には約15億ドル規模に」,米調査
米PalmSourceが中国の携帯電話ソフト会社を買収,Palm OSのLinux版開発へ
「米国の携帯電話向け画像コンテンツ市場,2008年には11億ドル規模に」,米IDCの調査
「音声通話以外の携帯向けサービスは今後大きく成長,13~20才がけん引」,米調査
「2005年には携帯電話ユーザーの41%が無線データ・サービスを頻繁に利用」,米調査
「2010年まで『Symbian OS』がスマートフォン市場をリード」,米ABIの調査

[発表資料へ]