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 メタサーチ・エンジンの米Dogpile.comは,検索エンジンに関して調査した結果を米国時間5月12日に発表した。それによれば,米Google,米Yahoo!,米Ask Jeevesを使って検索を行なった場合,トップページに表示される検索結果で重複するものは平均して3%だけだった。

 同調査は,米ピッツバーグ大学と米ペンシルバニア州立大学の協力を得て実施したもの。その結果,同じキーワードを入れて検索を行なった場合,表示される検索結果が大幅に異なっていた。つまり,ユーザーの多くは,他の検索エンジンでトップに近い順番で表示された検索結果を目にすることが無いことになる。そのため,一つの検索エンジンに依存した場合,多くの情報を見逃してしまうことが明らかになった。

 「調査により,検索結果は検索エンジンによって大幅に異なっていることが明らかになった。複数の検索エンジンで同時に検索を実施し,結果をまとめてランク付けして表示するDogpile.comのようなメタサーチ・エンジンを利用すれば,検索エンジンのユーザーは,これらの異なる検索エンジンのトップに表示される検索結果の多くを見つけることができる」(ペンシルバニア州立大助教授のJim Jansen氏)

 Dogpile.com社の親会社である米InfoSpaceのマーケティング/製品管理担当副社長のBrian Bowman氏は,「検索サービスの競争が激化するにつれ,それぞれの検索エンジンが検索結果の順番を決定するために独自の視点を加えて差別化を図っている。単一の検索エンジンでWeb全体を網羅するとともに最新のリンクを維持することはできない。Webを最大限に利用するためには,これらの結果を組み合わせるしかない」と説明する。

 刷新されたDogpile.comでは,ユーザーが複数の検索エンジンの結果を比較できるため,ひとつの検索エンジンに頼った場合に,どれだけの検索結果が見逃されているかを知ることができる。また,新版では同じキーワードで検索した場合,Google,Yahoo!,Ask Jeevesのそれぞれの検索結果を見ることができるようになっている。

 また,同社は新しいツール「Missing Pieces」を提供し,3つの検索エンジンによる検索結果の重複具合とDogpile.comがこれらをひとつにまとめて提供する方法をグラフィカルに説明している。

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