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 米NPD Groupは,消費者が音楽を楽しむ方法について調査した結果を米国時間5月12日に発表した。それによれば,ラジオで音楽を楽しむ人は依然としてもっとも多いが,コンピュータを使ってデジタル音楽を楽しむ消費者が増加している。同調査は,13歳以上の米消費者,およそ5000人を対象に同年3月に実施したもの。

 音楽を楽しむ手段としてラジオはもっとも人気が高いが,その傾向は下向きになっていおり,前年同月から4%減少している。ラジオで音楽を聴く人は前年3月に2億300万人だったが,2005年3月の結果では1億9400万人に減少したことになる。

 これに反し,携帯プレーヤ,オンラインのストリーミング,コンピュータ本体で音楽を楽しむ人の数が増加している。コンピュータ上に保存している音楽を聴くと答えた人は22%増加している。前年3月の6320万人が同年同月には7720万人に増加していることになる。

 同社によれば,音楽をCDからリッピングしてコンピュータ上に保存する消費者が前年3月から2倍以上(102%)増えている。音楽ファイルをMP3プレーヤに転送する消費者も127%増加している。その他にも,音楽ファイルの有料ダウンロードを利用する消費者も93%増加した。オンラインの音楽ショップを訪問する消費者の増加は7%だった。

 同社Music & Movies部門のRuss Crupnick氏は,「2005年においてデジタル音楽の視聴と保存を行なう消費者の増加は衰えることがない。技術会社は,音楽に対応するパソコンや携帯プレーヤといった消費者が音楽を楽しむための新しいツールを提供しており,音楽会社たちはより多くのコンテンツを求める声に応えている。消費者の反応は良好である」と説明する。

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