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 非営利調査団体の米Pew Internet & American Life Project(PIP)と米BuzzMetricsは,2004年秋の大統領選挙におけるブログの影響を調査した結果を米国時間5月16日に発表した。それによると,政治的内容のブログは,政治に影響を与える可能性はあるものの,多くが政治家やジャーナリストに迎合していることが明らかとなった。

 調査は,40の主要な政治ブログや,リベラル/保守/中立系のニュース・グループでの投稿などを分析したもの。

 米大統領選挙では,ブログ,市民向けチャット・ルーム,主要メディア,全米キャンペーンという4つのチャネルにおいて,活発な意見交換が交わされたが,ブログの影響を示すような特徴は検出されなかったという。同調査報告では,「大統領選挙にとって,ブログは,主要メディアをインターネットに紹介するガイドのような役割だったかもしれない」と分析する。

 「全米規模の議論の場として,ブログが加わったのは明らかだ。ただし,特定の政治ブログの影響力については,注意が必要だ。これらのブログの影響力は,入手できる情報の種類や世論の動向に左右され,短期間に大きく変わってしまう」(PIPシニア・リサーチ・コンサルタントのMichael Cornfield氏)

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