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 米Network Appliance(NetApp)は,企業向けに新しいミッドレンジのストレージ・システム「NetApp FAS3020」,「同FAS3050」を米国時間5月23日に発表した。プライマリ・ストレージのオプションとして,Serial ATA(SATA)も追加した。

 また,同社はVシリーズの仮想化エンジン「NetApp V3020」,「同V3050」も同時に発表している。

 同社によれば,新しいストレージ・ソリューションは,「Data ONTAP 7G」と組み合わせることによりパフォーマンスが大幅に向上する。同ソフトにより,ストレージ容量を拡大に伴う,高いストレージ購入費用,リソース利用の低下,ストレージ管理コストといった顧客の懸念事項を解消できるという。

 同社製品およびパートナ担当副社長Patrick Rogers氏は,「データ・ストレージは,顧客のITインフラ予算の30~50%をが占めている。データの増大により管理が難しくなっているという。当社は,モジュラ型で拡張可能なFAS3000とV3000を設計し,全体的な複雑さを軽減させ,パフォーマンスを向上させるとともにデータ管理を簡単にした」と説明している。

 また,同氏は,「データの完全性と安全性を犠牲にすることなくプライマリ・ストレージ・アプリケーションに,経済的で高密度なSATAディスク・ドライブを使うことにより,業界のマイルストーンを達成した」とコメントしている。

 同社によれば,FAS3000シリーズは,これまでのFASストレージ・システムに較べて,2倍のコスト・パフォーマンスを提供する。また,1台のシステムで対応できるユーザー数も増えた。

 統合型NetAppアーキテクチャの一部として,これらのミッドレンジ・システムは,ファイルサービス,FC SAN,IP SAN,複数ネットワーク構成に対応でき,記憶容量は84Tバイト,336ディスクまで拡張可能。

 FAS3000システムがData ONTAP 7Gで提供する「FlexVol」機能は,データ・サイズが小さい場合にもディスク・パフォーマンスの向上が可能になるという。同社によれば,同技術により,ストレージの利用率を最大で50%向上できるという。SATAと組み合わせることにより,メガバイトあたりのプライマリ・ストレージのコストは半分以下になるという。

 NetApp FAS3020とFAS3050システムは,直ちに入手可能。SATAストレージは,FAS3020,FAS3050,FAS960システムでオプションとして提供される。また,NetApp V3020とV3050システムは,6月にリリースが予定されている。

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