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 米Gartnerは,2005年第1四半期の世界携帯電話機市場に関する調査結果を英国時間5月25日に発表した。同期の世界市場における販売台数は1億8060万台となり,第1四半期としては過去最高を記録した。前年同期からは17%増加している。

 販売台数で首位を維持したNokia社は,北米では低調だったが世界市場においてはシェアを伸ばした。同社は,アジア太平洋地域が好調で,特に中国本土における積極的な価格設定とマーケティングへの多額の投資が功を奏した。

 同社のBen Wood氏は,「西欧,北米の買い替えが進んだ。アジア太平洋地域は,中国の正月やその他の季節的な要因を反映して堅調だった。また,東欧,中東,アフリカ,中南米といった新興市場の急成長も世界市場の売上高を押し上げている」と説明している。

 また,同期の結果をもとに,Gartner社は2005年通期の販売台数予測を前年から14%増の7億5000万台に引き上げた。これまでは7億2000万台を予測していた。

■2005年第1四半期の世界におけるエンドユーザー向け携帯電話機の販売台数(単位:1000台)
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ベンダー名            2005年Q1                2004年Q1 
               販売台数  市場シェア    販売台数   市場シェア
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Nokia           54,943.1    30.4        44,259.1    28.8
Motorola        30,293.6    16.8        25,111.0    16.3
Samsung         24,099.0    13.3        19,362.5    12.6
LG              11,138.6     6.2         8,210.0     5.3
Siemens          9,942.7     5.5        12,285.8     8.0
Sony Ericsson    9,900.0     5.5         8,638.6     5.6
その他          40,293.0    22.3        35,879.9    23.4
合計           180,610.0   100.0       153,746.9   100.0
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注記:数字には,ODM,OEMへの出荷は含まれない
出典:Gartner社 Dataquest(2005年5月)

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