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 米AMR Researchは,企業によるホスト型CRMソリューションの利用状況を調査した結果を米国時間5月25日に明らかにした。その結果,企業の40%がホスト型CRMアプリケーションを導入しているという。

 従来のソフトウエア・ライセンスと異なり,ホスト型モデルは,プロバイダがサーバー上でホスティングするアプリケーションでサービスを提供するもの。米salesforce.comや米Siebelといったソフトウエア会社は,オンデマンド型の製品によって顧客管理ソリューションのホスト型モデルを普及させた。

 同社が200社を超える企業を調査した結果,ホスト型CRMを導入する企業が急速に増加している。従業員5000人以上の大規模企業の28%,同じく1000人以上5000人未満の中堅企業で39%,また中小企業の41%が,12カ月以内にホスト型CRMソリューションの導入を計画しているという。

 その他にも,この先12ヶ月で企業の49%は,ホスト型販売または電子商取引アプリケーションの導入を計画していることが明らかになった。導入を計画している企業のうち,およそ半数(47%)は大規模企業だった。また,ホスト型の営業支援アプリケーションは,中小企業よりも大規模企業間で普及しており,大規模企業で31%,中小企業で22%だった。

 同社シニア・アナリストのRob Bois氏は,「これまでは,ホスト型CRMモデルはおもに中小企業市場で普及すると考えられてきた。当社の調査により,売上高の増収が最優先事項となり,企業はその規模に関わらずホスト型アプリケーションを利用するようになっていることが明らかになった。実装にかかる時間が短いことも,ホスト型モデルの魅力のひとつとなっている」と説明する。

 また,企業は2006年のCRM予算の増加を計画していることが明らかになった。調査対象となった企業の50%は,顧客管理ソフトウエアの予算を拡大すると回答している。顧客管理に関する予算は,2005年から2006年にかけて平均8.2%増加するという。

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