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 米Gartnerは,2005年における世界パソコン出荷台数の予測を上方修正し,前年比10.2%増の2億210万台に達するという見通しを米国時間5月26日に発表した。同社は, 2005年の出荷台数が,前年比9%増の1億9900万台になるとする予測を2月に明らかにしていた。

 同社は,デスクトップ・パソコンの出荷台数は前年から4.6%増,ノート・パソコンは26.5%増加すると予測している。現在,パソコン出荷台数の中でノート・パソコンが占める割り合いは全体の30%程度に拡大している。

 同社主席アナリストのGeorge Shiffler氏は,「ノート・パソコンの価格低下とワイヤレスの普及により,ノート・パソコンは引き続き新規ユーザーの関心を集めている。また,デスクトップ・パソコンからノート・パソコンに切り替えるユーザーも増加しており,ノート・パソコンの成長を後押しする要因のひとつとなっている」と説明している。

 パソコンの販売を促進する技術的な要因としては,デュアルコア・プロセサを挙げているが,この機能を十分に活用できるアプリケーションがそろうのは早くて2006年になるという。

 また,買い替えは,過去2年間を通じてパソコン出荷台数の2ケタ台の成長を後押ししてきたが,同社はこの傾向が今年から弱まり始めるとみている。

 「企業による買い替え活動は現在ピークに達しており,2005年後半で急激に落ちるだろう。一方で,家庭における買い替えは2006年の初旬にピークを迎え年間を通じて徐々に下降すると考えられ,1ケタ台の成長に戻るだろう」(同氏)

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