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 XML関連の標準化団体Organization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)のメンバーは,XMLベースの技術文書向け作成/管理仕様「Darwin Information Typing Architecture(DITA)version 1.0」をOASIS標準(OASIS Standard)として承認した。OASISが米国時間6月1日に明らかにしたもの。

 DITAは,紙やWeb上で扱う情報の設計,作成,管理,発行に使うXMLアーキテクチャを定義する。一連の“設計原則”で構成されており,“トピック”レベルで情報を分類するモジュールが作れる。

 DITAの“トピック指向コンテンツ”という考え方により,文書の目的にできるだけ近いコンテンツを配信できるようになるという。OASISは「ヘルプ・システム,Webサイト,取り扱い説明書などに最適」としている。

 OASIS DITA Technical Committeeの議長を務める米IBMのDon Day氏は,「DITAの適用範囲は,当初想定していた技術文書やユーザー指示書にとどまらない」と説明する。「拡張可能なアーキテクチャのおかげで,マーケティングから開発までさまざまなコンテンツ定義に適しており,可能性は非常に大きい」(同氏)

 DITAの策定に参加した主な企業と組織は以下の通り。米Arbortext,米BMC Software,IBM社,米Idiom Technologies,米Innodata Isogen,米Intel,フィンランドNokia,米Oracle,米Sun Microsystems,米国防総省。

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