PR

 米Sun Microsystemsは米国時間6月2日に,米Storage Technology(StorageTek)を買収することで両社が最終合意に至ったと発表した。「ミッションクリティカルなデータ資産を管理するための幅広い製品,サービス,手段を提供できる」(両社)としている。買収総額は約41億ドル。

 Sun社はStorageTek社の株式1株に対し現金37ドルを支払う。2005年晩夏から初秋に取引を完了する見込み。ちなにに両社の過去4四半期の売上高は合計130億ドルを超える。

 両社の製品,サービス,技術を持ち寄り,業界で最大級のストレージおよびデータ管理のポートフォリオを形成したいとしている。Sun社が現在提供している「StorEdge 6920」といったストレージ・システムを,StorageTek社のデータ保護およびアーカイブ用ソフトウエア「Storage Resource Management」などと組み合わせることで,「顧客は,包括的な情報ライフサイクル管理(ILM)のストレージ・インフラを実装し,ストレージ使用の効率を最大限に高め,確実な法規準拠を実施できるようになる」(両社)。

 Sun社会長兼CEOのScott McNealy氏は,「StorageTek社買収により,顧客基盤を拡大し,事業成長の機会を得ることができる」と述べた。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると,両社は10年前から提携関係にあり,Sun社はStorageTek社の製品を自社ブランドで販売している。Sun社はストレージ市場では米IBMや米Hewlett-Packard(HP)に遅れをとっているが,今回の買収で,競合社に対抗する能力を備えることになる。

◎関連記事
米Sun,ミッドレンジ向けストレージ製品「StorEdge 6920」に仮想化技術を搭載
米IBM,ストレージ仮想化技術のロードマップを発表
米IBMがミッドレンジ・ストレージ「TotalStorage DS4800」を発表,「性能は競合製品の2倍」
米HP,ストレージ・システム「StorageWorks」を拡充
米EMC,中堅企業向けにストレージ製品「Centera」を拡張
ストレージ市場はハード鈍調,ソフト好調
2004年世界ストレージ管理ソフト市場は前年比12.3%増,米NetAppが急成長
ストレージ業界が中小企業向けに注目する3つの要因

[発表資料へ]