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 米McAfeeは米国時間6月2日に,SOHO向けのWi-Fiセキュリティ製品を手がける米Wireless Securityの買収を明らかにした。Wireless Security社のすべての発行済み株式,および関連技術と資産を取得したという。

 Wireless Security社の製品は,無線ネットワークを不正アクセスから保護する。WEPやWPA-PSKをサポートし,ほぼすべてのネットワーク・カードに対応する。米Linksys,米D-Link,米Netgearなど大手ベンダーの主要ルーターと組み合わせて利用できる。

 McAfee社は,Wireless Security社の技術を用いた消費者向け製品を秋にリリースする予定。自社の小企業向け製品「Managed VirusScan」にも,同技術を取り入れる計画である。

 「世の中はワイヤレスへと向かっている。しかし,ほとんどのユーザーは,無線ネットワークの安全性を確保するための適切かつ有効なセキュリティを導入していない。当社の既存技術をベースに,Wireless Security社(の技術)を加えることで,拡大する無線環境の保護にいっそう注力する」(McAfee社会長兼CEOのGeorge Samenuk氏)

 ちなみに米IDCの調査によると,世界の無線アクセス・ポイント導入件数は,今後4年間に年平均36%増加する見込みだ。McAfee社が6万以上の無線ネットワークをテストしたところ,47.9%が保護対策を講じていなかった。テスト実施前に,セキュリティ機能を実装しているか尋ねたところ,51.4%が「実装している」と回答したにもかかわらず,このうち20%は実際には実装していなかったという。

 またMcAfee社は,モバイル・セキュリティに関して米Bitfoneと提携を結んだことも同日発表した。Bitfone社は,デバイス管理システムの一部として,McAfee社の組み込み向けスキャンニング・エンジンをモバイル事業者に提供する。

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[発表資料(1)]
[発表資料(2)]