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 米Jupitermediaの一部門であるJupiterResearchは,米国のオンライン人口とブロードバンド利用に関する調査結果を米国時間6月2日に発表した。それによると,米国のオンライン人口は2004年末の7500万人から,今後大きく伸びることはなく,2010年末は8800万人にとどまる。ただし,家庭向けブロードバンドの普及率は,2004年に50%弱だったが,2010年には78%まで拡大する見込み。

 米国のブロードバンド市場は,ケーブル・モデムとDSLが激しい競争を繰り広げている。同社は,「ケーブル・モデムは,利用が拡大していること,さらにケーブル事業者が早くからブロードバンド・サービスを展開したことから,引き続き米国の家庭向けブロードバンド市場をリードするだろう」と予測している。

 その他の主な調査結果は以下の通り。

・年配者,子供,アフリカ系米国人,ヒスパニック,低所得者層では依然としてデジタル・デバイドが存在しているが,今後は時間が経つにつれて格差が狭まる
・世代別では,年配者のインターネット利用が最も急速に増えるだろう。2004年の1000万人が2010年には2000万人強に達する見込み
・オンライン・ユーザーの半数近くが複数の拠点でインターネットを利用しており,2010年には6500万人の成人が,家庭と職場の両方でインターネットを利用するようになる

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