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 米Apple Computerは米国時間6月3日に,同社の携帯型デジタル音楽プレーヤ「iPod」のリサイクル・プログラムを発表した。同日より,同社の米国直営店100店舗で,不要になったiPodの無償回収を開始する。ユーザーから回収したiPodは,「環境に優しい方法で処分する」(同社)。

 同プログラムにiPod(「iPod mini」「iPod photo」を含む)を持ち込んだユーザーは,その日に新たにiPod製品を購入する場合,10%の割引が受けられる。

 回収したiPodは米国内でリサイクル処理し,無害な物質は海外に送られる。同社のリサイクル・プログラムに関する詳細はWebサイトで説明している。

 ちなみに米メディアの報道(CNET News.com)によると,同社の4月の株主総会で,環境保護団体が同社の環境方針について非難の態度を示したという。同社は,鉛などを含む有害物質を国外に出さないことを約束した。

 また,同社はカリフォルニア州で起こされていたiPodに関する集団訴訟で,バッテリの不具合を認め,原告側と和解に達した(カリフォルニア州サンマテオ郡上位裁判所の報告)。2004年5月31日以前に第1,2,3世代のiPodを購入したユーザーを対象に,無償のバッテリ交換を行う。交換しないユーザーは,約50ドル分の商品券,または25ドルの現金を受け取る。

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