PR

 ドイツのInfineon Technologiesは,ウエアラブル事業をドイツのInteractive Wearに売却した。両社が現地時間6月3日に明らかにしたもの。取り引きは経営陣による企業買収(MBO:Management Buy Out)で行ったが,金額など詳細については伝えていない。

 Infineon社は繊維に電子機器の機能を組み込む研究を行い,市場投入が可能なレベルまで開発を進めていたという。「ただし,戦略的な構造改革と中核事業への注力に向け,ウエアラブル事業から撤退した」(Infineon社)

 特許やライセンスなどの知的財産の権利は,Interactive Wear社に移管した。開発中のハードウエア/ソフトウエア,既存顧客,在庫部品,完成済み製品もInteractive Wear社が引き受ける。

 MBOには元Infineon社ウエアラブル事業技術部門長のMarkus Strecker氏(同氏はInteractive Wear社CTOに就任)などが参加したほか,パートナ企業,コンサルタント,業界関係者も協力した。「とんとん拍子でInfineon社のウエアラブル事業を買収でき満足している。これで,我々の持つすべてのコンサルティング/開発/生産/販売力をウエアラブルという1つの事業に集中できる」(Interactive Wear社CEOのAndreas Roepert氏)

 事業移管後,直ちに業務を継続するため,Interactive Wear社はInfineon社ウエアラブル事業トップを務めたStefan Jung氏を監督委員として招いたほか,Infineon社から技術者を補充する。

◎関連記事
韓国Hynix,DRAM価格カルテルへの参加を認め罰金1億8500万ドル支払いへ
独Infineonが米Rambusとの特許侵害訴訟で和解,ライセンス料は2年で4680万ドル
米Motorolaがサングラス・メーカーと提携、Bluetooth対応ウエアラブル機器開発へ
【WPC EXPO 2004】役に立つし格好もいい、ウェアラブル・コンピュータは流行するか?
米Xybernaut,ウエアラブル・コンピュータの「Atigo」でLinux対応製品を提供
米Xybernautと中国の北京航空航天大学,モバイル/ウエアラブル・コンピューティングで提携
米Xybernaut,ウエアラブル・コンピュータの発熱対策技術で欧州特許を取得
米Microvision,本田技研の米国法人に修理技術者向けウエアラブル情報端末を納入へ

[発表資料へ]