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 米労働省は米国時間6月3日に,5月の雇用状況に関する調査結果を発表した。IT分野では,メーカーおよびサービスの雇用は拡大したが,電気通信は減少したという。

 5月における米国の非農業部門雇用者は1億3334万7000人で,前月比7万8000人増にとどまった。ちなみに4月は同27万4000人増加した。しかし5月の失業率は5.1%で,前月から0.1ポイント減少した。

 コンピュータおよびエレクトロニクス製品メーカーの雇用者は132万8700人で前月比700人増。インターネット・サービス・プロバイダ/検索ポータル/データ処理関連は39万5400人で同1300人増加した。一方,電気通信は103万5400人で,同1500減。

 その他のIT分野では,コンピュータ・システム設計およびサービスの雇用が117万6900人で前月比700人増,経営および技術コンサルティング・サービスは79万9600人で同1300人増だった。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,IT業界は雇用に関しては,昨年底を打ったとの見方が強いが,失業者は依然として15万人近くにのぼる。今年1~3月に技術企業は約6万人を削減しており,これは前年同期間の2倍におよぶ。

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[発表資料(PDF)]