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 米Microsoftは米国時間6月6日,VoIPサービスの提供に関して米AT&Tと提携関係を結んだことを発表した。「AT&T社とのさまざまな取り組みを通じて,企業がかつてないレベルでIPアプリケーションにアクセスし,制御/管理できるようにする」(Microsoft社)

 具体的には,AT&T社の149カ国にまたがるIPネットワークを,Microsoft社の通信業界向け統合ソフトウエア・プラットフォーム「Connected Services Framework」と組み合わせる。Connected Services Frameworkは,デジタル資産管理やコンテンツ配信プロセスといった統合通信サービスを,さまざまなネットワークやエンド・ユーザー・デバイス向けに配信するためのプラットフォームで,サービス指向アーキテクチャ (SOA) を基盤とする。AT&T社は同プラットフォームを利用して,ネットワーク・ベースのIPサービスやアプリケーションを必要に応じて動的に作成できるようになる。

 また両社は今後5年間に,メッセージング,コラボレーション,メディア,ビジネスの分野において,ネットワーク対応アプリケーションの開発に取り組み,AT&T社の「Dynamic Network Applications(DNA)」といった既存のIPサービスを拡充する。Microsoft社は,AT&T社のVoIPサービスをWebサービスに対応させ,同社のConnected Services Frameworkを通じて企業ユーザーに提供したいと考えている。「AT&T社のDNAユーザーは,『Office』アプリケーショ内でクリックするだけでダイヤルできるようになる」(Microsoft社)

 Microsoft社はこのほか,VoIPサービスの提供に関して米Sylantro Systemsと米Amdocsと提携したことを明らかにした。Microsoft社は,電気通信プロバイダ向けVoIPソリューションをSylantro社と共同で開発/販売する。またAmdocs社とは,サービス・プロバイダがIPベースの統合サービスをより迅速に提供できるように協力体制を敷く。

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