PR

 ソフトウエア開発ツール関連の業界団体Eclipse Foundationは,レポーティング・ツール開発プロジェクトによる「Business Intelligence and Reporting Tools(BIRT)1.0」を米国時間6月6日に発表した。

 BIRT 1.0は,Eclipseをベースとするデスクトップ・オーサリング環境の「Report Designer」,Javaアプリケーション内でレポート作成を可能にする「Report Engine」,API群などを提供する。

 BIRTプロジェクトは,9月に発足された。Java開発者が,ビジネス・インテリジェンスとレポーティング機能をJavaアプリケーションと商用製品に容易に統合可能にすることを目的としている。2月下旬にプレビュー版がリリースされて以来,9000件のダウンロードがあった。

 BIRTにより,「Java開発者がアプリケーションのレポーティングや分析といった機能のコーディングに関わる時間と努力を最低限に抑えられる」とEclipse Foundationが説明している。HTMLとPDF形式のレポートを数時間で作成できるとともに,ユーザー要件の変更に迅速に対応できるようになるという。

 BIRT 1.0では,国際化とローカライズをサポートしているため,特定の言語やロケールに合わせてレポートをカスタマイズできる。たとえば,レポートを1件だけエンドユーザーの言語に合わせて表示させることもできる。また,日付け,通貨,数値形式は,動的なデータ・フォーマッティング機能によってエンド・ユーザーのロケールに合わせて変換される。Report Designerは,中国語,英語,仏語,独語,日本語,韓国語,スペイン語インタフェースを用意する。

 BIRT 1.0は,Eclipse Foundationサイトからダウンロード可能。

◎関連記事
米Borlandが「JBuilder」のロードマップを発表,「新製品でEclipseをベースにする」
Eclipseが組み込み開発環境を強化へ,オープンソースの開発環境WideStudioも利用可能に
Eclipse Foundation,Webサービス・ツールの初回開発者向けリリースを発表
米Microsoft,「SQL Server 2000/2005」のBI機能やレポーティング機能を披露

発表資料へ