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 米Sun Microsystemsは米国時間6月14日に,同社のUNIX系OS「Solaris 10」を「OpenSolaris」として公開した。同OSのオープンソース化計画については今年1月に発表していた。

 OpenSolarisに関する情報は,ブログあるいはWebサイトで取得できる。Webサイトでは,OpenSolarisのソース・コード,ソース・ブラウザ,ビルド・ツール,書類,コミュニティ・ポータル,メーリング・リスト,ブログなどへのアクセスを提供する。開発者は,テスト・コードやバグ修正などを申請できるほか,Solarisエンジニアと技術的なやりとりをすることが可能。

 OpenSolarisのコードには,Common Development and Distribution License(CDDL)と呼ぶライセンスを適用する。CDDLは,Sun社が策定し,1月14日にOpen Source Initiative(OSI)から承認されたオープンソース・ライセンス。Mozilla Public Licenseをベースに,省略/明確化して必要条件を簡素化するとともに,特許訴訟への耐性も高めたという。ライセンス再利用も可能なので,ほかのオープンソース・コミュニティがOpenSolarisと同様の活動を行う際にCDDLを流用すれば,新たなライセンスを作らずに済む。

 また,米メディアの報道(InfoWorld)によると,OpenSolarisはSun社の「SPARC」プロセサをはじめ,米Intelのx86プロセサ,米AMDの64ビット「Opteron」プロセサに対応する。

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[Sun社のプレス・リリース]
[OpenSolarisサイトの告知]