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 米IBMと,メインフレーム向けソフトウエア資産管理技術を手がける米Isogonは,IBM社によるIsogon社の買収について最終合意に達した。IBM社が米国時間6月16日に明らかにしたもの。買収手続きは2005年第3四半期中に完了する見込み。ただし,買収金額など詳しい取引条件については公表していない。

 Isogon社は,ニューヨーク州ニューヨークに拠点を置く未公開企業。メインフレーム・コンピュータ上で動作するソフトウエアを対象とし,資産管理や利用状況監視の自動化ツールを提供している。顧客企業は全世界に200社以上あるという。

 IBM社は,Isogon社の事業をインフラ管理ソフトウエア事業であるTivoli部門に統合する。これにより,Windows,Linux,Unixなどに対応したライセンス管理ソフトウエア「Tivoli License Manager」に,メインフレーム向け機能を組み込める。

 「総合的なソフトウエア資産管理ソリューションを提供し,OSやミドルウエア,パッケージ・アプリケーションといったソフトウエア資産の内容/使用状況/ライセンス管理作業を,単一のクロスプラットフォーム環境で処理できるようにする。すべての操作がWebブラウザから行える」(IBM社)

 米メディアの報道(internetnews.com)によると,Isogon社の管理ツールは「IBM eServer zSeries」上で動作するソフトウエアが対象という。

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